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バラナシのマザーベイビースクール

      2017/10/01

 

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僕が旅に出るきっかけとなった高橋歩さん。
自由人として世界中を旅して、若者に響きやすい言葉選びで数々のベストセラーを出してる、オモロいおっちゃんです。

その高橋歩さんが関わる団体、会社はたくさんありますが、
その中に「NPO法人オンザロード」というNPOがあります。

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「NPOオンザロード」は、復興支援なども手がける、NPO団体。

 

オンザロードができたのは、
インドの学校に通えない子供たちにフリースクールを建てようとなったことが始まりでした。

その学校の名前は、「マザーベイビースクール」。

 

 

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マザーベイビースクールが生まれたストーリー

 

 
 
旅をし、見知らぬ土地で見知らぬ人と出会うなかで、
楽しみながら、それが誰かのために役にたつとしたら。
そこで得る感動を多くの日本人と共有できたら。

 

 
2007年7月、高橋歩との二人旅でのこと。

 

 
マルコと名乗る男は身長150cmほど、ずんぐりした黒い肌。俺たちが宿を取ったガンジス沿いのゲストハウスの雑用係で、チャイや朝飯を部屋に運んだり洗濯をしてくれたりとかいがいしく世話を焼き、俺たちはすぐに打ち解けました。

 

 
「家族を紹介する、家に来い」と半ば強引に連れて行かれた先は、入り組んで曲がりくねったバラナシ名物の細い路地の奥のほう。貧乏長屋に6畳ひと間、昼でも陽が射さない穴倉のような部屋。
奥さんに一番上が小学生くらいの子供が3人、折り重なるようにして暮らす。奥さんを指してマルコはこう言ったのです。
 
 

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「彼女はマザーベイビー、俺の奥さんじゃない。この3人も彼女の子供じゃない。彼女が道で拾ってきて育ててる。彼女の夢は貧乏な子供たちの学校を作ること。俺はそれをサポートしているんだ。稼いだ金はぜんぶ彼女に渡す。稼ぎが悪いから、今は3人しか面倒見れないけどな」
マルコはポケットから財布を取り出し、開いて逆さに振ってみせると、わずかなゴミくずだけが舞い落ちました。

 

 
ちょっと驚いた。まずマルコが告げた現実に対して。それを子供たちの目の前で話す、と言うことに対して。いくら子供たちが英語が出来ないとはいえ、ニュアンスくらいは伝わるかもしれないし、日本だったら「実はね」と声を潜めてささやくシリアスな話。

 

 
へぇ、学校かぁ。それはいくら掛かるんだい? そうたずねるとマルコは
「土地が3000ドル、建物が3000ドル」と即答したのです。
6000ドル、(当時のレートで)約70万円。つまりそれは10万円出すヤツが7人いりゃあいいってことだろ。それくらいならできるよな、もうここに二人いるわけだし。
そんな思い付きを告げると、俺も今それを考えてた、と歩は言いました。

 

翌日、マルコとマザーが学校をやりたいというガンジス対岸のビレッジへ。
のどかな田園風景にリキシャを停めると、わらわらと子供たちが駆け寄ってくる。カメラを向けると大騒ぎ、首も座らない赤ん坊やら嫌がる小ヤギを抱えて「僕を撮れワタシを撮れ」と押し寄せる。マルコの一喝で一瞬静まり返るも、しばらくすれば元の木阿弥。とにかくウザいほど元気がいい。
 
どうせなら3階建てにして、一階は学校、上階はゲストハウス。世界の旅人が泊って子供たちになにかを教え、マルコに宿代を払えばそれが運営費になるだろう。夢は大きく膨らみます。
日本に帰ってそんな話を友達にすると、いいねぇノッた! と即答するヤツがいて、だいじょうぶかよソレ騙されてんじゃねぇの? と眉をひそめるヤツもいた。確かに、騙されているかもしれない。でも10万円で買える夢としては、宝くじよりはるかに楽しい。なによりバラナシにいつでも行ける部屋が出来るんだぜ!
 
2008年5月10日から一カ月にわたり、のべ83名の日本人ボランティアがバラナシに集まり、レンガを積んで建物を作りました。
航空券を自腹で購入してプロジェクトに参加し、気温40度を大きく超える灼熱の中、膨大なレンガを運びコンクリートをこねて建物を作った日本人ボランティアたちの熱い気持ちと根性。異国の民との深い交流。地獄のようであり、同時に夢のような一か月で2階建ての建物が完成したのです。
 
 

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ある日のなにげないインド悪ガキたちとの会話。
「学校を作ってるの?」
「そうだよ」
「ただって本当?」
「そうだよ」
「僕も行ける?」
「もちろん、誰だって行けるさ!」
 
こう答えた瞬間、子どもたちの顔に広がった満面の笑み、瞳の輝き。
どんな教育をするかとか、子どもたちの将来とか、そんな小難しいことよりも「学校に行きたい」という日々の単純な喜びが実現すればいい。そんなふうに思いました。
 
 

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2階建ての1階は教室、2階はゲストハウス。日本人を含めた世界の旅人たちが宿泊し、子供たちになにかを教え、宿泊費で学校が運営される。そんな「スクール&ロッジ」として開校し、インド・バラナシの学校は無事開校し、現在40名ほどの子どもたちが、月曜から土曜の朝10時から午後2時まで元気に通っています。
 
 

(以上、オンザロードのサイトから引用
https://otr.or.jp/)

 

 

 

 

 

 

 

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話には聞いていた、その「マザーベイビースクール」。
マルコさんの夢であったその学校に、僕もボランティアとして行ってきました。

 

僕らが学校に着くと、既にたくさんの生徒たちが登校していて、
元気に「ハロー!!」と言ってきてくれます。

日によって違いますが、現在20~40名ほどの子供たちが元気に通っているそうです。

 

 

クラスは高学年のクラスと低学年のクラスとで分かれ、
僕は低学年のクラスの補佐を担当。

補佐といっても専門的なことは全部先生が教えるので、
僕はまだ読み書きのできない小さい子たちと一緒に遊びました。

折り紙とか一緒にやったんですけど、
紙ヒコーキが予想以上に好評でした。爆発的に盛り上がりました。

 

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授業中にカメラを出すと子どもたちが授業に集中できなくなってしまうらしく(納得)、
授業中の写真は撮れなかったんですけど、それぞれ低学年用と高学年用の教室。

 

 

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学校の窓から見た景色。

 

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学校の子どもたちは、無邪気で、皆かわいい。

 

 

ココの学校に通う子どもたちは、身分の問題やお金のことで
普通の学校には通えない子どもたちです。

インドでは、生まれてきた家庭のカーストが低かった場合、
親の職業を継ぐことを前提として育てられ、中には教育を全く受けられないまま育っていく子も多いそう。
児童労働率は12%に及ぶと言われています。

ここで今笑顔を見せている子供たちも、もしこの学校が無かったら、
教育を何も受けられないまま育ってしまっていたことになります。

 

 

 

インドの子供たちは、学ぶことに貪欲です。
「学べることの有り難さ」を知っているからです。

「学ぶ」ことは楽しい。「学べる」ことは素晴らしい。
ということを知ってるんです。

そして実際にこうして「笑顔になった」子供たちを見て、高橋歩さんとマルコさんの出会いから始まったこの学校は、
本当に素敵な役割を果たしているなぁと、素直にそう思いました。

 

 

 

 

今回僕が参加できたのは1日だけで、
ボランティア、というより、学校にお邪魔させてもらったカンジです。

でも、たった1日だけでも、子供たちと一緒に遊んで、
勉強して、また会いたいと思える仲良しもできて。

 

バラナシに長くいれる人は数週間、数ヶ月という単位でボランティアに参加することも可能だそうです。

もしバラナシに行く機会があれば、
マザーベイビースクール、是非行ってみて下さい!!

貴重な体験ができること、請け合いです!!

 

マザーベイビースクールのサイトはコチラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インドの子供たちと遊んでて、
現地の先生と話してて、思ったんですけど。

 

こんな風に世界一周の旅に出て、
世界中の人たちの、生き方や価値観に触れ、
 
それが僕の今後の人生に、良い影響をもたらすのならば、
 
僕は今、なんて価値のある旅をしているのだろうと思いました。
 
 
 
 
 

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