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世界各地のストリートに、ゲリラ的に絵を描くことで有名な、
バンクシー(Banksy)という有名な芸術家がいますね。
彼の描くものは反資本主義・反権力など政治色の強いものであったり、社会風刺的なものであったりとメッセージ性が色濃いこと、そしてブラックジョークがきいてることもあり、
世界中で高い人気があります。
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻が彼の作品の大ファンで、
ある展示会で100万ポンド(1億五千万円)分、バンクシーの絵を買い占めたというのも有名な話です。
代表的なバンクシーの作品では、こういったものがあります。
無政府主義のネズミ。
医者がハートを診断する絵。
キスをする二人の警官。
そして、この「花束を投げる男」の絵が1番有名なんじゃないでしょうか。
バンクシーを知らなくても、この絵を見たことがあるという人は多いはず。
世界中の路上で、これのフェイクを売ってるのを見かけました。
あと、ガンナムスタイルのTシャツもやたら見かけました。
なんとなくカッコいいと思っていた「バンクシー」の、1番有名な絵。
この絵が実際に世界のどこかにあるなら、一度は生で見てみたいという気持ちはずっとありました。
バンクシーは作品そのものの評価も高いんですが、彼は作品の「みせ方」が非常に特徴的です。
まぁそのせいで「賛否両論」の「ぴ」の方も多いらしいんですけどね。
例えば、世界各地の有名な美術館の人気のない部屋に、こっそり自分の作品を展示したりするんですよ。
しかも、それが暫くの間気付かれずにフツーに作品として展示され続けちゃったりするんですよ。
カッコよすぎる。
完全に、物を盗まないルパンですよ。
ルパンだったら、
夜闇に紛れて美術館に侵入し、無数にのびる赤外線ビームをそれはそれはアクロバティックにかわし、屈強な警備員を音をたてずに五右ェ門と一緒に倒し、1番メインの部屋のど真ん中に置いてあるお宝の絵画をセコム的なシステムが作動した直後に盗んで、奇跡的なタイミングでやってきたジゲンの車に五右ェ門と共に乗り込み、
帰って峰不二子とむっちゃイチャイチャする。
みたいになりますけど、それがバンクシーの場合、
夜闇に紛れて美術館に侵入し、無数にのびる赤外線ビームをきっと普通に電源を切るなどして無くし、屈強な警備員とはきっと前もって友達になっておいて「今日だけやぞ♡」というウフフな契約を結んでおき、1番メインの部屋を余裕で素通りして、あんまり人が来ないような地味な部屋に侵入し、自分の作品を置き、パーフェクト手ぶらで帰り、
それから誰とイチャイチャするのかは知らんですけど。
いや、カッコよすぎる。
そんなバンクシーアートなんですけど、見たいと言いつつそんなこと余裕で忘れてたんですよ。
でも、イブラヒムじいさんの家で優雅にちんちんをかいてる時、
ふいにトミーがこんなことを言ったんですね。
「そういえばバンクシーアートの有名なやつが近くにあるらしいんですよ。
俺見に行きたいっす。」
僕は3秒でちんちんをかくのをやめて、2秒で準備をして、
1秒でバスに乗り込んで「ベツレヘム」という街に向かいました。
ベツレヘムはキリストが生まれた街としても有名ですが、
同時に、バンクシーアートが点在しているということで、イスラエルの中でも有名な観光地の1つです。
バンクシーアートの場所を知ってるタクシーのオジサンを見つけて
まわってもらうのが一般的なんですけど、
相場は60シュケル(1800円)なのに300シュケル(9000円)とかインド人みたいなことを言ってくるオッサンや、
全部で9コしか無いハズなのに「俺は15コ知ってるぞ!!」とかインド人みたいなことを言ってくるオッサンが大量発生した為、
人の良さそうなタクシーのオジサンに出会えるまで30分かかりました。
色々連れていってもらったのですが、
やはりここイスラエルにあるグラフィティということで、
普通のバンクシーの作品より、メッセージ性の強いものが多かったように感じます。
平和の象徴であるハトが防弾チョッキを着ていて、
それにピストルの標準が合わされている絵。
そして、僕らは遂に出会ってしまったんですよ。
あったーーーーー!!!!!
1番見たかったやつ!!!!
爆弾や火炎瓶ではなく、花束を。
平和への祈りが込められたであろう、とっても有名な絵です。
ほんとに何でもない壁に描いてあって、こんな綺麗に保存されてるのもまじですごい。
新宿の路上に描いてあったら、2秒で落書きされる。
せっかくなので1人づつ写真を撮ろうとしたそのとき、
横にいたたトミーがとんでもないことに気づいたんですよ。
「ユースケさん、この人と同じようなキャップ被ってません?」
いい。これ、普通にピースで撮るより、
この時点で50倍はいい。
更に本物に近づけようと、トミーがもってたスカーフみたいのを使い、それでこの人のタートルネック感を出すことに成功しました。
ここまできたら、右手にある花束ほしいね!!ってなるじゃないですか。
そのとき、
アキラさん
「あ、花束落ちてる!!」
花束落ちてた。
完璧。完璧すぎる。
完全に、どっちがバンクシーの絵なのか分からないレベルです。
ピンクのほう説、あります。
たぶん前にも僕たちと同じ発想に至った誰かが、100均で買って置いていったんだと思います。
次に同じ発想に至るであろう誰かのために、そのお花をそっとその場に置いて帰宅しました。
イスラエルだけじゃなく、ロンドンやニューヨークなど世界各国の路上にバンクシーアートは点在しているらしいので、いつか他の国のものも見に行けたらいいなと思いますね。
バンクシー、一部の人からは
「芸術テロリスト」って呼ばれてるらしいんですよ。
イケてる通り名すぎる。
合コンで、完全に無敵を誇れる。
「お仕事なにされてるんですか?」
「今は、芸術テロリストやってます。」
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