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さぁ、パムッカレの棚田を
考えうる限り最高にエンジョイしている美山です。
棚田の中でも、水のある部分は石灰が泥状になっていて、
肌に塗りたくって、真っ白に変装して遊ぶには格好の環境です。
ただ、死海の泥パックのようにお肌に良いものならまだしも、
これ、石灰なんでお肌にクソ悪いんですね。
塗った瞬間に、マイナス５歳肌どころか、プラス１３歳肌ぐらいになるのは確定です。
なのでそこにいるちゃんねーも、
白いビキニは着るけど、石灰を塗って更に白くなろう的なことはしません。
いや、まじで誰一人として、石灰を肌に塗ろうなんて発想に至ってる人はいないんですよ。
肌に塗るならまだしも、石灰をあろうことか
顔に塗るだなんて、宇宙レベルで謎なワケです。
肌に悪いとか、知りません。
誰一人として塗ってなかったところに急にチャレンジしたので、
僕たちは瞬く間にヒーローになり、むっちゃ外人に写真撮られました。
エレクトリックパレード中のミッキーの気持ちが分かるレベルで撮られました。
次の日、肌荒れするかと思ってたら何故かツルツルになったので、たまには石灰を顔に塗りたくるのも悪くないという結論になりました。
パムッカレで１番ツボだったやつ。
僕たちが棚田を離れて街をブラブラしていると、
衝撃的なお店が僕らの目の前に飛び出してきました。
ラム子の食堂！！！！！？？
まてまて、ここトルコなのにいきなり日本語の食堂現れられても俺ら心の準備できてないし、
そもそもラム子っていい名前すぎる。
いや、普通に永谷園のお茶漬けそのまま売ってるし！！
あと、世界一高いノリ弁ってなんだし！！！！
ゆうて値段そんな高くなかったし！！！！350円ぐらいだったし！！
アカン、ここ、突っ込みどころしかないぞ。
しかも、気になってインターネットで調べてみたところ、
「お店のラム子さんは、とっても気分屋です。
良い態度の人には優しくするし、料理も自然と大盛りになります。
ただ、少しでも悪い態度をとる（例えば、ラム子さんをオバサン扱いするなど）と、料理は極小クラスになりますし、そもそもお水すら出てこない可能性もあります。」
要は、こうゆう態度をとったらアウトということですね。
理解です。
僕らは、その情報をもっていたので、悪い態度をとるどころか最高のおもてなされ精神で、
登場したラム子さんに対しイギリスの貴族のごとく振る舞い、
スペインの詩人のようにラム子さんを褒めちぎりました。
結果、
メニューの写真と比べて、明らかに大盛りがきた＋注文してない豆料理＋パンをサービスしていただきました。
「ラム子の食堂」で完全にHPが回復した僕たちは、次の目的地に向かうことにしました。
次の街は、イスタンブールです。トルコをぐるっと一周して帰ります。
イスタンブールへはなにで行くかというと、勿論僕らは貴族なので
ヒッチハイクでいきます。
この後僕らは順調にヒッチハイクを開始するのですが、
乗せてくれたコイツが、大事件を引き起こすことになります。
乞うご期待。
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