イタリアの街中には、意外だったんですけど、
ヤバいクオリティのプーさんがいました。
しかもそのヤバいプーさん、直立不動で道に立ってるだけですからね。
ちっちゃい子にとって、人生初プーさんがあれじゃないことを願います。
ミラノには、「ドゥオーモ」という、圧倒的存在感を放つ観光地があります。
ちょ、精巧で美しい建物すぎて、ちょっと引く!!
ドゥオーモはイタリア最大のゴシック教会と言われており、約400年の歳月をかけて建設されたそうです。
1年目に着手し始めた人からすると、未来予想図にも程があります。
ブレーキランプ何回点滅させたら良いか、全然分かりません。
ドゥーモは街の中心ということもあり、常に人で賑わっています。
つまり、ギャルとの約束のとき「ドゥオーモ前待ち合わせ」が十分にあり得るということです。
「もしもし?着いたんだけど、ドゥオーモのどの辺いる感じ?」
「ハチ公の正面の緑の電車…、じゃなかった、騎士の銅像の前にいるよ。」
っていうやり取り、リアルにされてると思います。
鈴木雅之さんも思わず、「今日は渋谷で5時」じゃなく、「今日はドゥーモで5時」です。
ミラノには、サッカー日本代表の長友さんが所属しているインテルという超有名なチームがあります。
オフィシャルショップ的なやつがあったので、圧倒的にミーハーな僕はとりあえず入店をかましました。
自国の言語や文化が全く通用しない海外で、日本人として活躍されているのはほんとに凄いと思ってます。シンプルに、尊敬です。
実は「美山佑介」の佑と「長友佑都」の佑は同じなので、生まれた瞬間から長友さんには圧倒的な親近感をもってます。
因みに「本田圭佑」の佑も同じだし、
「中澤佑二」の佑もこの字です。
なんで俺だけサッカー日本代表じゃないのかが謎です。
僕、ミラノ来たら絶対に食べたいもの、1つだけあったんですよ。
ミラノと言えば、みたいなやつあるじゃないですか。
京都に行けば八ツ橋を食べるし、沖縄に言ったらソーキそばを食べる。そのレベルで、絶対に外せない食べ物です。
本場ミラノで、ミラノ風ドリアを食べる。
そうすることで、今後サイゼリアに行った際に他のやつとはかなり違う視座でミラノ風ドリアを注文することができます。
僕は最高のドリア体験を求めて、街に出ました。
ちょ、おかしいんですよ。
どこの店のメニュー見ても、ミラノ風ドリア無いんですよ。
いや、ミラノ風ドリアの本場ミラノに、ミラノ風ドリアが無いはずないと。
これは、定番すぎてメニューに載せない、もはや裏メニュー的なやつだな?と思い、テキトーに入った店で店員さんに聞いてみることにしたんですね。
美山:「ミラノ風ドリアひとつ、ください!」
店員さん:
「ミラノ風ドリアってなんだ?」
ミラノ風ドリア、ない?
いやいや、日本であれだけミラノミラノ言ってるのにミラノに来たらドリアない?
うおおおおいいいいぃぃぃぃどういうことだ!!
色々聞いたんですけど、
ミラノに、ミラノ風ドリア無いらしいです。
まじかよ。
何回ミラノ風ドリアを注文しようとしても、「ミラノ風リゾット(Risotto alla Milanese)」しか無いって言うんですね。
宿帰ってから調べたところ、
そもそもドリアは日本発祥の料理とのことでした。
今日の教訓:
ミラノに、ミラノ風ドリア無い。
これは完全に、サイゼリヤさんと全面戦争です。