4ヵ月のフィリピン留学が終わりました。
とりあえずセブの海綺麗すぎでしょ!!まじぴぎゃああってなるよ!!!
世界的ビーチリゾート・セブ島の奴、美山に対しとことん本気でした。
正確に言えば、綺麗なビーチがあるのはセブ島じゃなくてボホール島とかマラパスクア島とか近くの他の島なんですけど、そのへんマスターしたので何でも聞いて下さい。
セブに来て学べることは、決して英語だけではありませんでした。
良い意味で、新興国ならではの様々な体験ができ、
また旅行のように短期間「滞在する」のではなく一定期間「住む」ことで、見えてくるものが色々ありました。
「自分の国が先進国である」ということを、初めて実感したかもしれません。
日本から出たことがないと、相対的に自分の国を見れないので、どうしても今の環境に感謝する機会が少ないですよね。
将来についても、今までの2兆倍ぐらいの広い視点から思考を巡らせられた、良い機会でした。
英語も、勿論個人差はあるにせよ、僕はむっちゃ伸びました。
アメリカ人のおよそ5倍は話せるようになりました。
大人になってから新しく何かを学ぶ機会って中々少ないと思うんですが、
日々成長を実感できるのがめちゃくちゃ良いですね。
しかも英語の習得という同じ目標をもった仲間たちが周りにいるから、一緒に頑張れます。
完全にアオハルです。
あと僕の中で意図せず大きかったのが、隣国である韓国のことをよく知れたこと。
セブで英語を学んでいる学生の大半、8割ぐらいは韓国の人たちなので、韓国人の友達がたくさんできます。
僕がセブにいた間、竹島問題や韓国の大統領の天皇への暴言などで日韓関係が政治上は、悪化しました。
これを日本のメディアがとりあげる情報だけを見ていたらどうなるでしょうか。
少なくとも、韓国に良い印象は持たなかったと思います。
しかし実際一緒にいてみると、まじびっくりするぐらい韓国人は良い人しかいない!
分かりやすく言うと、だいたいの奴が「南遼平」レベルで良い奴なんですね。
「南遼平」は、僕の友達の中でもマダンテ級に良い奴のことです。
因みに「南遼平」はいま羽田空港で働いています。
見かけたら是非、声をかけてみて下さい。
僕、韓国人の友達、むっちゃ好きです。
みんな親切で優しくて、人懐っこい。
韓国の政治家から受けるイメージと、実際の韓国の人たちは全然違いました。
何が言いたいかというと、情報としてのみ知っていることは、それはそれで良いのですが
何事も表面上の情報だけで判断するのではなく、
実際に自分で経験してみて、そこで自分がどう感じるか、ということが重要なのだと再認識しました。
とにかくフィリピン留学、英語も伸びて安くて楽しいからとても良い、ということを伝えたいです。
友達もむっちゃできるし、彼女もできます。最高です。
最近やっと日本でも注目されてきているフィリピン留学ですが、
これから更に需要は増えて、日本でも流行っていくんじゃないかと思います。
セブは総じて治安が良かったのですが、
一回だけ「ゲイのかたに追いかけられる」というハイパーエキサイティングな体験をしました。
この事件で僕が学んだことは
「人は本気で怒ると無意識に母国語を使う」ということです。
フィリピン、ゲイのかたが多かったです。
正確に言うと、戦闘力の高そうなゲイの方が多かったです。
僕の行ってた学校LifeCebuの近くに「マンゴースクエア」という、日本でいうとまあ歌舞伎町みたいな繁華街があります。
学校に入ってすぐのオリエンテーションで、一番最初に「行ってはいけない場所」として紹介される、エキサイティングな場所です。
「マンゴースクエア」にはクラブなどが多くあり、週末になると夜遊び好きな学生がたくさん集まってきます。
それと同時にストリートチルドレン、売春婦、そして戦闘力の高そうなゲイの方々もまた多く一堂に介します。
治安的に言うと完全によろしくない状況になります。
僕はその日、マンゴースクエアの近くの店で友達と2人で飲んでたんですね。
しかし友達がこの後別の用事があるらしく、先にタクシーでどっかに行っちゃいました。
運が悪かったのが、友達がタクシー乗った近くにゲイの皆さんがむっちゃいたということです。
友達が行ったあと、僕、1人ぼっちですね。
川の水は上から下に流れるように、ごく自然に。当たり前に。
ゲイの皆さんは1人になった僕に声をかけてきました。
ゲイのかたA「友達いっちゃったのー??」
はい。何故か僕を置いて1人でタクシー乗ってどっか行きました
ゲイのかたB「1人じゃーん!これからどーすんの??予定ある??」
いえ、帰って寝ますホントすいませんまじ予定しか無いです
マンゴースクエアから僕の寮までは歩いて20分くらい。
僕は歩いて帰ろうと思っていました。
ここで捕まってはならないと、そのゲイ達の黄色い声援をこれまでにないぐらいシカトし、なんとか寮への一本道まで出ることができました。
やっと撒けたかと安心した僕が、念のため後ろを振り向くと
3人のゲイが完全についてきていて、次の瞬間、僕の両腕をそれはそれはガッチリ掴みました。
ちょ、全然撒けてない!!
あとコイツらの顔も全然シャレになってない!!!めっちゃブサイク!!!!!まじブサイク!!!!!
そしてゲイ達は、明らかに僕を暗闇に連れて行こうとしていました。
僕は「これガチでアカンやつ」と心から思いました。
僕はドラクエで言うと作戦を
「ガンガンいこうぜ」
から
「いのちだいじに」
そして
「おしりだいじに」
に変更しました。
僕は今日命を落としても良いから、おしりだけは守ると南遼平に誓いました。
そして人生の中でもベスト3に入るぐらいの速さの早歩き
で僕はゲイ達をまこうとしました。
僕のその人生の中でもベスト3に入るぐらいの速さの早歩きで
なんとか3人中2人は諦めて帰ったのですが、1人だけどーしても離さないでついてくる奴がいました。
その1人は何故か、ブサイク達の中でもダントツでブサイクでした。郡抜いてました。
僕、全身全霊の英語で断り続けたんですね。
授業では、おしりをディフェンスするための英語は習っていなかったのでもう必死です。
しかし、もう寮まで目と鼻の先のところまでそのゲイは僕について来ました。
あの時のコイツの粘り、正直、おかめ納豆の数百倍でした。
しかしそいつのあまりのしつこさは、遂に美山の逆鱗に触れてしまうことになります。
僕の逆鱗に触れたのは、小1の時ウルトラマンの人形を僕から奪い取った、弟以来です。
僕は、この12倍ぐらいの勢いで怒りました。
もしくは
もしくは
少なくともこれぐらいのテンションで怒りました。
驚いたんですけど、僕、フィリピン人に向かって無意識に日本語で文句言いましたからね。
「あっ!!日本語でカマしてしまった!!伝わるわけなさすぎる!!」
って思ったんですけど感情は伝わるものなんですね。
ゲイそれでびっくりして帰りました。
日本語は、ファブリーズより万能だと感じた瞬間です。
結論、運良く無傷で何も取られずに済んだんですけど、危なかったですね。
友達で、ストリートチルドレンに絡まれてる間にiPhone盗られた人もいるし、
やっぱり治安が良くないところにはなるべく近づかない、行くとしても財布の紐とおしりはしっかりバッチリ最高に締めていこうと思いました。
いまココ(青い点のトコ)にいるんですけど、気温、連日38度オーバーです。ガチで!
完全に初体験の気温です。
これは「夏」を超えて、もはや「ナトゥ」です。