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こんにちは。エジプトのダハブから美山です。
写真見てくれれば分かると思うんですけど、僕は非常に忙しく毎日を過ごしています。
あー忙しい。忙しすぎる。
この「マンゴー・マンゴー」という激ウマなドリンクを飲みながら、そして美しい紅海を眺めながら友達とのんびりすることがダハブでの日常です。
それが、ココでのガチなルーティーンワークです。
いや~まじで忙しい!!このままいくと過労死するわ、まじで!!
因みにこの「マンゴー・マンゴー」はマンゴージュースの中にマンゴーアイスが入っているという、マンゴーを味わい尽くす為の究極のマンゴースイーツなのですが、まじでうまいです。
原宿にお店出したら、確実に売れます。
ダハブでの暮らし、大体はご想像頂けたでしょうか。
ベトナムにいる時に、仲良くなった旅好きのイタリア人と話してて、日本人の自殺が多いって話になった時に、その人が言ってたんですよ。
「もし自殺なんてしたくなってしまったら、一度エジプトのダハブという場所に行ってみるといいんだ。この世の楽園のような、天国のような場所なんだ。自殺するんだったら、別にそこに行った後でもいいだろ?
きっと悩んでいたことや何もかもがどうでも良くなって、自殺する気なんて無くなってしまうだろうけどね。」
実際に来てみて、完全にその意味が分かりました。
ストレス、限りなくゼロです。オールフリー。カロリーオフ。
そおゆうことです。
そんなダハブでの2日間というロングステイを終え、遂にエジプトを離れる日がやってきました。
普通に長く滞在してダイビングとかしてたらむっちゃ楽しかっただろうな
とか全然思いませんからね。いいですそうゆうの。羨ましいとかまじで全然ありません。僕トルコ行くんでね。
うあああああああグッバイ天国!!!!
天国ことダハブから1人でバスに乗り込み、1時間半ほど。
着いたのはシャルム・エル・シェイクという、今まで聞いたことのある街の名前で1番カッコいい名前の街。
砂漠の中に佇むエジプトの綺麗な空港に、ドヤ顔で降り立ちました。
さて、こっからむっちゃ勝負だったんですよ。
次の目的地、トルコのイスタンブールだったんですね。中東からトルコまでは予め日程を決めておいて、早く予約することで安い航空券を押さえてありました。
そして、その頃は勿論カイロにも行く予定で、イスタンブール行きの航空券は普通にカイロから取ってたんですよ。するとまさかのデモ過熱でカイロむっちゃ危険みたいになって行けず。そう。
僕がいまいるのはカイロ空港ではなく、シナイ半島のシャルム・エル・シェイク空港。
イスタンブール行きの航空券を、カイロ発からシャルム・エル・シェイク発に変更しなければならない作業が待ってるんです。
いや、空港まで来てるのに出発地の変更がまだ出来てないという、逆算の鬼である美山にしては珍しい状況。
何故か?
事前に電話したときに、
「その変更はちょっと電話とかじゃなくて、直接トルコ航空のオフィスに行ってもらわないと無理です」
とのことだったんですね。なんで!!
普通、電話とかオンライン上で変更できるものなんですけど、どんだけ粘っても、現地のオフィスじゃないと無理という結論は変わりませんでした。
電話したオペレーターによると、シャルム・エル・シェイクの街中にトルコ航空のオフィスがあるのでそこに行って欲しいとのこと。
営業時間は20時まで。おけっす。
オフィスの場所を調べて早めに行っておこうと、
Wi-Fiを繋ぎ、優雅にトルコ航空のホームページをチェック。
すると、シャルム・エル・シェイクのオフィス情報、
「COMING SOON」
ってうおおおおおおおおいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!
うんこ!!ホームページ担当してる奴のうんこ!!
気を取り直し、空港職員ならさすがに誰かしら知ってるだろうと思い、英語が話せる
人にオフィスの場所を知らないか聞いてみる。
するとですよ、
「知らない」
「知らないなぁ」
「うーんちょっと、他の人に聞いてみて」
「ごめん、分からない」
みんな知らねぇ
そう、僕、
「トルコ航空のオフィスは、シャルム・エル・シェイクの街中のどこかにある」
という濃厚な情報のみで、オフィスを見つけないとトルコに行けないという状況に追い込まれました。
かかってこいおらぁ!!!!!!!!!!
空港から街の中心部までは、車で30分弱ほどらしい。
シャルム・エル・シェイクでの移動は乗り合いバスが主流らしく、とりあえず一台止めて、街の中心部に行くかと、トルコ航空のオフィスの場所を知ってるかを運転手に聞いてみる。
「このバスは街の中心部行きだ。そしてトルコ航空のオフィスの場所も知ってる。そこまで、50ポンドでいい。」
おお!!さすがバスの運転手さん、地理にお詳しいんですね!!
一発で目的地まで行けるバスを引き当てるという偉業を成し遂げ、現地のエジプト人オッサン達がふんだんに詰まったその乗合バスに乗り込みました。あ、車内くさいですね。
この時点で17時。オフィスが閉まるまで3時間ある。余裕。
20分ほど走り、街の中心部が見えてきました。自分の好きなタイミングで運転手に声をかければそこで降ろしてくれる、タイで言うとトゥクトゥクスタイルらしいです。オッパートゥクトゥクスタイル。
僕は運転手に言いました。
「さっきも伝えたけど、トルコ航空のオフィスに行きたいんだ。
近くになったら教えてね。」
すると、運転手の答えはこうでした。
「トルコ航空のオフィスは知らない。」
あ、知らないんですか。そうですか。
っておらぁ!!!!!!!!!!!!
オフィスの場所知ってるって言ったから俺このバス乗ったんですけど!!
お前、ちょ、ウソつきすぎ!!って普通に言ったら、
運転手
「知らないったら知らない。」
オッケーオッケー。ここまで開き直られると逆に気持ち良い。
っていうか、こうゆうのインドとか東南アジアでむっちゃ慣れてる。
僕はオッサンが「100ポンドだ。」とか言ってくるのを余裕でシカトして、乗る時に言われた50ポンドだけ払って颯爽とバスを降りました。
歩き出す僕に、オッサンがあと50ポンド足りないとか後ろから叫んでますが僕には全く聞こえません。
さて、この類のハプニングには慣れているものの、いつもと違って今日はタイムリミットがある。なんやかんやで18時。
オフィス閉まるまであと2時間。ちょっと急ぐ必要がある。
シャルム・エル・シェイクは、実はかなりのリゾート地。
こんな感じのカジノがずらっと並んで、ヒルトンとか外資系のホテルも多い。
ヨーロッパから近いこともあり、海の綺麗さも相まって人気な場所らしいです。
そんなカジノでチャラチャラしている欧米人観光客を横目に、ひたすらストイックにトルコ航空のオフィスを探す日本人が1人。カッコいい。
現地人に手当たり次第聞いてみたけど、やっぱり誰も知らん。
存在は知ってるみたいだけど、場所までは知らん。
別の乗合バスをつかまえて、トルコ航空のオフィスを知ってるか聞いてみる。
運転手
「知ってる。乗れ。」
僕
「本当に知ってる?もしそれ嘘で知らなかったらお金払わないよ」
運転手
「…知らない。」
僕
「GOOD BYE.」
時間、19時。アカン!!オフィス閉まる!!
とりあえずまた乗合バスをつかまえて、場所分からんけど運に任せてなんとか見つけるという最終作戦を決行することに!!
バスにはなるべくゆっくり走ってもらう!!
走ること数分!!
「トルコ航空」発見!!!!!!
営業時間の20時まではあと1時間弱ある!!間に合った!!でかい!!
両目2.0のマサイ族級の視力をここぞとばかりに発揮し、街中に全く目立つこと無く佇むトルコ航空のオフィスを奇跡的に発見したんですよ。
HPにも場所書いてなかったのに、よく見つけたと自分を褒めたいです。
これで航空券の変更ができる。俺、トルコ行ける。
バスを降りて、「トルコ航空」と書いてある建物にルンルンで向かう。
よっしゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!
オフィス閉まってる
ちょ、オチ完璧すぎる。
苦労して辿り着いたトルコ航空のオフィスが閉まってるという完璧な展開に、とりあえず僕はその場で5分くらい立ちすくんでたんですけど
「航空券変更しないとトルコ行けない」という圧倒的な事実に気づき、他のやり方で変更できる方法は無いか考えました。
いや、ここまで頑張って、でも結局航空券が変更できずにとりあえずダハブ戻るってむっちゃオモロいかもしれんってうおおおおいいいいいいそんなネタいらんわ!!!!
ここからも色々ありましたが、空港に戻った僕はハイパーウルトラマキシマムエレクトリックオッパーガンナムスタイル級に良い人の空港職員に出会い、その人の友達がトルコ航空で働いてるということで色々と手続きをしてもらい、無事に航空券をカイロからシャルム・エル・シェイクに出発地を変更することができました。
まじ助かった。
まじあの空港職員のひと、マザー・テレサかと思った。
最後の最後でエジプト人好きになった。
っていうか最初からこの人に聞けば良かった!!
飛行機が無事に離陸して、地上がどんどん遠くなっていきます。さらば、エジプト。
エジプトなんて、次いつ来れるのか全然分からん。ひょっとしたら、もう一生来れない可能性だってある。
っていうかそっちの可能性のほうが高い。
そんなことを考えていたその時、
僕、あることに気付いてしまったんですよ。
エジプトに来たのにピラミッド見ないで帰るってむっちゃカッコいい
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