海外から帰国時の隔離生活 〜府中の警察寮だけは嫌〜

 

僕、転職の合間の休暇で、2022年の2月にハワイに1ヶ月行ってたんですね。

最高でした。
住民票を移すことを、真剣に検討するレベルです。

 

 

帰国したときの強制隔離がまだ6日間ある頃で、
中々貴重な体験だったので
超今更ながら書き記したいと思います。(世界一周とは関係なし)
基本、このブログはリアルタイムで書かないことがモットーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


僕は強制隔離ライフが6日だったのですが
結論から言うと、
「マルコとマルオの6日間」とはレベルが違う6日間になりました。

 

ハワイから帰国して、1ヶ月ぶりに日本の地を踏みます。
寒すぎ。

ちょっと寒すぎる。
さっきまでワイキキビーチで短パンTシャツだったのに、いきなり気温6度は全細胞がびっくりする。

 


コロナの影響だと思うんですけど、成田空港はビビるぐらい閑散としていました。

どれぐらい閑散としていたかと言うと、
僕が昔バイトしてたスカイツリーのカレー屋さんぐらい閑散としていました。

 

 

そもそも、ハワイから帰ってくるときの飛行機もほぼ人いなかったんですね。

ジャンボジェットだったんですけど、乗客が全部で10人ぐらいだったので

CAさんと僕、1on1みたいになってましたからね。
完全に悪くなかったです。

 

 

 

 

成田空港についてソッコーで、PCR検査を受けます。

因みにハワイから飛行機乗る前にもPCR検査を受けて、「陰性証明書」を提出しないと飛行機乗れないんですね。

しかも日本の場合、政府指定のフォーマットに医療機関からの証明をしてもらう必要があります。
た、たいへん〜!!


なので帰国するときは、
「2日連続でガチのPCR検査を受けて、陰性を叩き出す」という快挙を成し遂げない限りは日本に入れません。

まぁまぁの難易度です。

太鼓の達人で言うと、
『夏祭り』の「鬼」レベルぐらいの難易度です。

 

 


PCR結果待ちの間は、

自分が火影なんじゃないかと錯覚するレベルの膨大な数の書類にサインをして、PCRの結果が出るのを待ちます。
僕の場合、3時間半待ちました。

海外ドラマ『SUITS/スーツ』シーズン1 | 海外ドラマと映画のキャスト情報 - cast note
事前にNetflixでダウンロードしておいた「SUITS」を観ながら真面目に待っていたところ、

僕は「圧倒的な陰性」という結果が出たので、無事に日本へ入国できました。

 

 

 

 

さて、気になるのは隔離先です。
品川プリンスホテルになった友達もいれば、
府中の警察寮になった友達もいます。

お、おいしい!!
笑い的には、完全に府中の警察寮の方がおいしい!!
と思ったんですけど、どう考えても品川プリンスホテルの方が良いということに一瞬で気付きました。

 

移動するときは強盗を輸送する車みたいの想像してたんですけど、
めちゃくちゃ普通に快適なバスでした。

 

窓から景色が見えるので、どの方向に向かってるかは分かるんですね。

都心に向かっており、ディズニーランドを通り過ぎたので
「美山だけ特別に、隔離先はホテル・ミラコスタ」という、1ピクリンだけ期待していた可能性は消え去りました。

 

 

 

 

中々着かないので、
油断して圧倒的な睡眠をかましていたところ、いつのまにか到着していました。

 

これから6日間を過ごす、運命の宿泊先が分かる瞬間です。

品川プリンスホテルか、府中の警察寮か…

すると、なんとですよ

 

 

 

 

 

 

 

アパホテル〈東京潮見駅前〉でした。
うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ良かった!!
府中の警察寮じゃなくて良かった!!!!

 

 

 

 

さてこれから、6日間ホテルの部屋で隔離されるという、どう考えても初体験の生活が始まるんですけど

僕はハワイにいるとき、経験者の方の最高のツイートを発見してしまったんですね。

色々と書いてあるのですが、僕が着目したのは下記2点です。

「お菓子を、買い過ぎと思うぐらい買え」
「カップラーメンも、引くぐらい買え」

有識者の方のアドバイスに忠実に従い、
ハワイのドンキホーテで考えうる限り最高のお菓子を爆買いしました。
(値段は日本の1.5倍ぐらいしましたが、後悔などあろうわけがありません。)

 


お菓子はまだしも、カップラーメンは帰国に際し
めちゃくちゃ邪魔でした。

カップラーメンのせいで、RIMOWAのキャリーケースがこれまで見たことないレベルでパンパンになりました。

ただ、その犠牲をとってまでも持っていくべきものなのでしょうがないです。
これで、6日間のクオリティが担保されるわけですからね。

 

 

 


アパホテルに着いて、部屋の案内をしてくれた青年に言ったんですね。

美山「僕、お菓子とカップラーメンめちゃくちゃ買ってきたんですよ。必要だって伺いまして」

青年「あ、カップラーメンなら言ってくれたらいくらでもありますよ」

 

あるんかい!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

出てくるご飯、普通に良かったです。
何故かたまに、JALの豪華な機内食出てくるレベルです。

ただ、電子レンジが無いから、お弁当が北極レベルで冷たいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコロナ禍における隔離生活を、

「無料で3食付きのホテルに宿泊させてもらいながら、人生で最もダラダラする6日間」

と捉える人もいれば、

「人生でここまで自由に使える1週間はない。
何かやることを決めてそれをやり切り、有意義な時間にしよう。」

と捉える人もいます。

僕は、勿論後者です。

このせっかくの6日間をダラダラして終えるなんて、愚の骨頂です。

 

 

次の入社先に向けての勉強、改めての英語学習、読みたかった本を読む、などやれることは山ほどあります。

僕は「中学の授業が始まる時間になっても先生が来なかったとき、みんなを代表して職員室まで確認しに行く生徒」ばりの意識の高さで、隔離生活をスタートさせました。

 

 

 

 

 

 

 

まぁやれることはたくさんあるんですけど、
とは言えハワイから長時間のフライトで疲れてますからね。

「まぁ初日の最初の方はしょうがない」
と至極当然の考えに至り、
疲れをとるために一旦「プリズン・ブレイク」を見返してみました。

すると主人公のマイケル・スコフィールド達が中々プリズンをブレイクしないせいで、
その日1日は、彼らの冒険を見届ける日にするという意思決定をしました。
これは、完全にしょうがない。

 

 

 

 

翌朝、まだちょっとハワイの疲れが残ってる感じがしたんですね。
完全に疲れが取れてから勉強したほうが絶対に良いので、プリズン・ブレイクの続きを観始めてみました。
これは本気でしょうがないですね。

 

 

 

 

 


このように、「ハワイの疲れが完全に取れたタイミングで、勉強を始めよう。」
そんな非常に意識の高い考えに至った僕に、
驚愕の事実が襲いかかってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいたら、6日間の隔離生活が終わって自宅に着いてました。

プリズン・ブレイク、面白すぎる。
面白すぎるドラマが悪い。

 

 

隔離生活、意識の高い僕でもこういう生活になります。恐ろしいです。

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