こちら、マチュピチュの現地ガイドの人なんですけど
古代遺跡の中でその刀の角度は、
どう考えても既視感があると思ったんですね。
どう考えても、
このキラーマシンを想起せざるを得ないです。
そもそも、ガイドなのになぜそんなソードを帯同している。
まさか、ここにはのんびり草食べてるアルパカ以外にも何かいるのか?
こんなにダンジョン感に満ちた場所、他にないと思うんですよね。
少なくとも、都内には無いです。
2枚目の場所とか、どう見ても宝箱が置いてあるエリアですからね。
マチュピチュは、全体が見えるあの風景がもちろん綺麗ですが、中を散策するのもめちゃくちゃ楽しい場所です。
インカ時代の多くの建造物は、16世紀のスペインによる侵略によって殆どが破壊されてしまったんですね。
スペインなにしてんねん。
ただ、マチュピチュは標高2,400mという意味不明な高さに築かれていたため、さすがのスペインもこうです。
「隊長!あの山の上は確認しなくていいんですか?」
「山の上?あんな高いとこに、なんかあるわけないだろ!あったとしても、山なんて登ったら筋肉痛になっちゃうだろ!」
「わかりました!総司令官は一応見ておけって言ってましたが、いいんですか?」
「総司令官には、一応見たけどマジで山しかなかったですって伝えるんだ、いいな。」
「わかりました!次いきましょう!」
ということで侵略を免れたそうです。(諸説あり)
マチュピチュを出て、帰路につきます。
この線路の上をひたすら歩く、おなじみ「スタンド・バイ・ミーロード」でクスコまで帰るんですけど、
明るい時に見てみると、冷静にむっちゃ危ない道です。
落ちたら激流の川、普通に来る特急列車。
僕、どこかでこういうシチュエーションを見たこと、確実にありました。
カイジの鉄骨渡り…!
次マチュピチュに来るときは、絶対に大富豪になって電車(インカ・トレイル)で往復する、
そうじっちゃんに誓いました。
来るとき、ちょうどこのトンネルの真ん中で列車(インカ・トレイル)が来て、みんなで死を覚悟した思い出深い場所です。
あんなギリギリの体験、
できればもう2〜3年は味わいたくないです。
リアルなスタンド・バイ・ミー。
マチュピチュは、
できた背景も含めて未だ謎に包まれているというロマンに溢れている点、
シンプルに景色として世界最高峰の美しさを誇る点、
はぐれメタルが出てくる可能性が拭えないレベルでRPG感がすごい点、
これらの理由からまた絶対来たい場所です。
少し遠いですが、週末の旅行どこに行こうか悩んでいる人にもオススメです!