どうも!!ミヤマ&ガッバーナです。
例えば、食べてたラーメンの汁が床にビジャアッ!!ってこぼれたとするじゃないですか。
中国人→「アイヤー!」
僕→「ブ、ブフォッッ!!」
サパからバスで1時間ほど、中国とベトナムの国境沿いの町、
「ラオカイ」に着きそのまま中国に入国します。
僕、ベトナムにはビザ無しで入国したので、15日間までしか滞在できないんですね。
それ以上滞在したかったらビザ代を払わないといけないんですけど、こうして第三国(僕の場合、中国に)に一度出てしまえば、
その15日間のカウントがまたゼロに戻るんです。
僕は中国の後にまたベトナムに行く予定があるので、こうしておけばビザ代を払うことなくまた後日、
ベトナムに15日間まで滞在できる、ということです。
最も、他の殆どの国の人たちは滞在期間問わず、
ベトナムに入国するのにそんなに安くないビザ代を払わなければいけないんですけどね。
日本のパスポートだとベトナム、ラオス、タイなど東南アジアの殆どの国に、一定期間、ビザ代を払うことなく滞在することができます。
しかしこうしてビザ代が免除され自由にその土地を行き来できるパスポートを持つ国は、デンマークやアメリカ、フランス、そして日本など、世界の本当に限られた国だけです。
先人に、感謝です。
心を込めて言うと、サンキューでぃーす☆です。
何ですか?僕のこの天然パーマはベトナム出国の妨げになりますか?
とは聞かなかったですけど何?って聞いたら
「マイフレンド、ベトナムから出るんだよね?コホン、出国するにはまず、
ココで僕たちに20万ドン(1000円)払わなきゃいけないんだ。最近、ルールが変わってね。」
僕、今までの経験と場のなんとなくの空気で、きゅぴーんと察知しました。
ちょ、これって、
完全に賄賂請求されてる!!
払うかァァァァ!!!!!
出国ゲート付近で賄賂要求してくる奴がたまにいるってのは事前に聞いてんだよ!!
バーカバーカ!!払うか!!
なにを、出国審査官にほど近い服装してんねん!!
8割方、賄賂だろうなと思いつつもマジでなんか払わなきゃいけない可能性も無きにしもあらずだったので少しビビってたんですけど、
無視して出国審査官のトコ行ったら何の問題もなく出国できたんで
奴らはやはりワイロマンズでした。
1000円あったら、ガストで腹いっぱい食えるねんぞ。
ミックスグリルに、ドリンクバーまで付けれる金額やねんぞ。
そんな大金騙し取られたら、誰がお前らを許せるねん。
そんな腐れワイロマンズに出会いつつも、無事に(?)ベトナムを出国です。
これが、ベトナムを出た側の門。
ここから橋を歩いて渡って、国境を越えます。
右側がベトナムで、橋の向こうはもう中国。
何度も言いますけど、陸路での国境越えってのは日本人の僕からすると非常にオモローです。
さぁ再び、中国に入国。
前回中国に滞在したときは良い中国人に出会えたとはいえ、
やはり反日感情については少なからず心配してしまいます。
つい最近、日本の官僚が靖国神社参拝したらしいじゃないですか。
あれ賛否両論ありますけど、中国では完全に「ぴ」の方が多いらしく、一定数の人が長州小力ばりにキレてるそうです。
僕、香港でそのニュース見たとき「なにしてくれてんねん」と思いました。
しかし僕の目にまず飛び込んできたのは、なんなら親日とも見て取れる光景でした。
中国の入国審査のところに、まさかの
JALのペン置いてあるーーー!!!!!
ジャパン・エア・ライン・イン・チャイナ!!!!!
しかもこれ、インク出なかった!!まじシュール!!
河口の国境からバスターミナルまでは遠いのでタクシーで。10元(150円)。
「あのーココってひょっとしてサウナも兼ねてます?」
と聞きたくなるほどクソ暑いバスターミナルで待つこと2時間、
スリーピングバスに乗り、昆明という街に向かいます。
今回は、ゴキブリいませんでした。
でもその代わりに、僕のすぐ後ろのオッサンの足が
想像を絶するほど臭かったです。
めっちゃ臭い足の臭い、想像してみて下さい。想像しましたか?
その5倍の威力です。
呼吸するたびに、過去の素敵な思い出が1つづつ消えていくのが分かりました。
鼻呼吸という選択肢を封印しながら、7~8時間で昆明に到着。
昆明は雲南省では一番の都会で、かなり大きい街です。
昆明駅。
なんとなく、シンガポールで見たマリーナ・ベイ・サンズを連想させます。
上に船みたいのが乗ってるあたり。
「站」という文字が、中国語では「駅」という意味なんですね。
なんて読むかは、完全に不明ですけど。
駅のそばには、この土地の伝説のポケモンと思われる像がありました。
このポケモン、伝説のくせにタイプは完全に「ノーマル」と「かくとう」です。
僕はここ昆明でもカウチサーフィンを使い、
今回はイギリス人とアメリカ人のシェアハウスにお世話になることになっていました。
何故中国人を選ばなかったかは、察して下さい。
右側がイギリス人のダグ、真ん中がアメリカ人のジェイミーです。
左側は、日本人のブラッド・ピットです。
寝起きに撮った写真なので、全員もれなく眠そうですね!!
ダグもジェイミーも昆明で英語の先生をしていて、同時に独学で中国語も学んでいます。
二人ともあと数年は住む予定だそうですが、永住は絶対にしないと心に決めているそうです。
ダグなんですけど、ギター、マダンテ上手いです。
リアルに、テツヤ・コムロレベルです。
イギリス人がBEATLES弾くと、ガチでカッコいいということが分かりました。
僕も、オーストラリアで練習した福山雅治の「squall」で対抗しましたが、
クオリティという面でコールド負けでした。
ダグの中国語の教科書。
漢字の意味はほとんど日本と同じなので、大体理解できます。
「意味は大体わかるよ!!」って言ったら
ダグは「えーそれズル!!」とか言ってましたけど
母国語が英語(世界共通語)のお前の方が全然ズルいわ!!!!
ダグとジェイミーは話好きみたいで、晩御飯を一緒に食べに行ったりしながら、色々なことを話しました。
僕、外国人がなんで国を離れて中国に来てるのかスゴく興味があったので、
あえて中国人じゃなくて彼らに連絡をとったっていうのもあったんですけど、
ジェイミーは旅が好きで、中国に来てるのはお金を貯めるのが主な目的だそうです。
彼らからすると非英語圏で英語を教える仕事に就くってのは比較的簡単なコトで、その中でも中国は給料が良くて物価が安いから貯金しやすいって!!
日本じゃダメだった?って聞くと、日本は給料は良いけど中国と比べて物価が高すぎるからお金は貯まらないと思った!!って。
それ、合ってると思うわ!!
ダグもお金を貯めたいってのはあるけど、メインは中国語をマスターしたい目的でここで生活しているそうです。
ダグ、もう中国語けっこー喋れる!!その顔で中国語ってまじシュール!
将来どんな仕事をしたいのかまだ分からないから、今は色んな国で働いてみたり、旅してみたりして可能性を広げてるんだって。僕とほぼ一緒やね!!
因みに、ダグ僕と同い年の23歳!!誕生日も12月5日で2日違い!笑
日本人でもそうですけど、自分の国を離れて色々やってる人ってやっぱ面白い!!
勿論、僕も含めてダグもジェイミーも自分の国を捨てたワケじゃなく、将来を見据えた上での経験として一時的に国外に来てる。
自分の国をこれからどうやって良くしていけば良いか、ということも、
一度外に出て見てみないと分からないことが多いですからね。
日本人と比べて国外に出るハードルが低いイギリス人やアメリカ人にとっても、国外での経験というのは非常に貴重なのでしょうね!!
これが今回の僕のカウチ(ベッド)です!!
僕、どんなパターンの寝床が来てもオールオッケーな奴で良かったです!!
中国ではネットが規制されててFacebookやTwitterが使えないんですけど、
色々試してみた結果、条件付きで使えるようになりました。
とてつもなく暇なときに、その突破法も書きたいと思います。
ディフェンダーを5人かわしてゴール決めるより難しかったです。
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