クスコから、ペルー最後の目的地であるチチカカ湖に向かいます。
チチカカ湖はペルーとボリビアの境界にある、バチクソデカい湖です。
どれぐらいデカいかと言うと、
琵琶湖ってむっちゃでかいじゃないですか。
琵琶湖の12倍でかいですからね。
そんなバチクソデカい湖の「チチカカ湖」ですが、世界でも類を見ない、いくつかの理由で世界的にも有名です。
- 標高が3,812メートルにあり、汽船が運行できる世界最高所の湖である
- 10万年以上存在し続けている古代湖である
(一般的に湖は河川から流入した堆積物で埋め立てられるため、数千年〜数万年しか存在しない) - 先住民の方々が住居する、藁で作られた浮島がある
- あの美山が訪れた湖である(←NEW!)
世界一標高が高い、古代湖である、もすごいんですけど、特筆すべきはこれですよね。
「先住民の方々が住居する、藁で作られた浮島がある」
ちょ、浮島!!?藁!?先住民???!!なに!?
ガチじゃん!!!
これが、その浮島です。
実際には「トトラ」と呼ばれる葦でできており、チチカカ湖内に数十の島があるそうです。
大きい島だと300人以上が住んでいるらしく、さすがに非日常すぎます。
「世界の果てまでイッテQ」を軽く超えて、
「世界の果てまでイッテZ」ぐらいまでは少なくともいってました。
船に乗って、主要な島々を巡るツアーに参加することができます。
島に降りてみると、ガチで「湖の上に浮いている島」ということを実感しました。
本当にすべて葦でできているので、地面はかなりのふわふわ具合です。
卵を贅沢に使った名店のオムレツと同じぐらいふわふわです。
家も、全て葦でできてるんですね。
これが家です。たぶん、積水ハイム施工の物件です。
こういう環境なので、電波とかは無くて俗世から切り離された日常を送ってるのだろうな、、と思ったんですね。
Wi-Fi、ビビるぐらいサクサクでしたからね。
ここからのリモートワーク、十分に可能です。
基本的に彼らは物々交換の世界で生きており、チチカカ湖で穫れた魚を、陸地の人に肉や野菜と交換してもらうんだそうです。
プラス、こういったアクセサリーやお土産物を手作りし、観光客から現金を得るということもしています。
ペルーでは、皆さんが着ているようなエグいぐらいカラフルな服や帽子が有名ですね。
これはさすがの俺でもちょっと着こなせる自信ないわ。でも、皆さんにお金を落としたい気持ちはむっちゃある。
と考えた結果、
隣にいたヨーロピアンの男子に「めっちゃ似合うと思うよ」とかテキトーなことを言ったところ
「マジ?」
となり、
彼が代表して購入してくれました。
絶対死ぬほど似合わんと思うけど、ナイス!
こういう場所に来ると、世界は実に多様であり、僕らが暮らす日常はほんの片隅にすぎないことを思い知らされます。
そういった文化を五感で感じることは、自身の世界観を豊かにすることに寄与しています。
感受性が豊かな若いうちに、旅に出て良かったと心の底から思います。
まぁ、おじいちゃんになってから来ても、湖で藁の上に人住んでたらびっくりして世界広がりそうですけど!!