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瞑想修行の朝は早いです。
どれくらい早いかというと、4時に起床です。
4時って、僕の中で余裕でまだ夜ですからね。
少なくとも朝では無いですからね。
因みに、こちらが1日のタイムテーブルになります。
これ、ちゃんと見ました?
ちゃんと見たら分かると思うんですけど、これ、
もうカオスなスケジュールなんですよ。
スケジュール界のインドですよ。
ドSとしか言えません。
朝4時から。
ちょ!?
やはり、無になろうとすればするほど、
過去の出来事や未来へのことに思考がとんでしまうんですね。
これは、全て邪念なワケですよ。
ヴィパッサナー瞑想の真髄は、「物事をありのままに見ること」つまり、「今」という時の「自分」を観察することなんですよ。
難しく言いましたけど、要するに、「無になる」んですよ。
無になるんです。
2時間の瞑想が終わって、ようやく朝飯ですよ。
この生活の中で、食事が唯一の楽しみだと思うじゃないですか。
飯、ほとばしるほどマズいんですよ。
場所によって食事の美味しさが変わるとは聞いてたんですけど、
ここジョードプルの飯は東京フレンドパークでいうとタワシの方でした。
オランダ人のルーベンも、食べた直後、明らかに表情が曇ってましたからね。
食事を作ってくれること自体は本当に有り難いことなんですけど、
あ、味!!味が…!!
ほとばしるほどマズい朝飯をなんとか食べた後は、
勿論また瞑想です。
瞑想の合間合間に、ヨーダ(先生)の講義と、
謎の歌的なやつが入るんですよ。ヒンディー語なんで歌詞は究極に分かんないんですけどね。
「常夏の楽園ベイベー!!常夏の楽園ベイベー!!!!」
みたいなことを、良い声で言うんですよ。
僕、歌詞も知らんしとりあえず様子見ようってコトで、
ひとまず歌わなかったんですよ。
ふと、僕と同じく興味本位で参加したと言っていた
ルーベンの様子を見てみたんですね。
僕と同じ状況なら勝手も分からんだろうし、絶対困ってるやろうと。
すると、
ルーベン
「常夏の楽園ベイベー!!!!常夏の楽園ベイベエエエイァァァー!!!!」
ちょ、ルーベンお前むっちゃガチやないか!!
誰よりも正確に、誰よりもデカい声で歌っとるやないか!!!!誰よりもガチやないか!!
このような調子で瞑想を朝4時から夜9時までひたすら繰り返し、
とりあえず一日目の修行が終了。
初日の感想としては、
ハイパーウルトラミラクルマダンテデンジャラス激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームキツい。
何がキツいって、ガチで何もしたらダメだから瞑想しかやることなくて、
時間の流れがコンビニの深夜バイトの80倍は遅いんですよ。
いや、瞑想しに来てるんだから良いんですけどね。
でもガチでキツすぎて、
僕、この独房みたいな部屋で、
リアルにこうなってましたからね。
僕、中学1年から大学4年まで10年間体育会のテニス部でやってきてて、
根性には自信があったんですよ。
体力系のキツい練習とかは、全然イケる自信あったんですよ。
でも、キツさの種類、全然違う。
あと僕、あることに気がついたんですよ。
瞑想が終わったら一応休憩時間があるにはあるんですけど、
勿論誰とも喋っちゃいけないし、インターネットも無いし、音楽も聞けないし、ちょっとつまめるようなお菓子も何もないワケですよ。
休憩っていっても自動的に瞑想になるんですよ。
しかもですよ。
一見休憩っぽくみえる食事の時間も、無になって食べるから、それもまた瞑想になるんですよ。
加えて言うと、やっと休めると思った就寝時間も、
瞑想で疲れてるからすぐ寝れると思いきや生活が非日常すぎて2時間ぐらい寝れないんですよ。それもまた瞑想になるんです。
それが、何を意味するかというとですよ。
このスケジュールが、実は、
こうなるわけです。
「Wikipedia」によると、
ヴィパッサナー瞑想って、宗教を持たない技術らしいです。
確かにブッダの半生とか教えてもらいますけど、
「Youブッダ信じちゃいなよ」とか言われるわけじゃ決してないんですよ。
徹底的な自己対話による、解脱を目指すものらしいです。
ちょ、解脱って時点で、けっこう仏教やんけ!!
むっちゃ辛いと思いながらも初日、2日目、3日目4日目と終了し、
だんだん座禅を組むのにも慣れ、過去にも未来にも思考がとばない時間が増えてきました。
これ、むっちゃキツいけど、なんか先にある気がする。
10日間耐えたら、俺、ガチで悟り開ける。
次回、インドでの瞑想修行最終章、
「ルーベン脱走!!」
お楽しみに!!
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