人生、楽しんだやつが最強
ー高橋歩ー
リアルタイムは、ブルガリアのソフィアです。
ヨーグルト、まいうです。
僕、タイに来たからにはやらなければならないことがありました。
それは、レディボーイを倒すこと。
遡ること一年前、僕はフィリピンにいました。
フィリピンには、ゲイがむっちゃいます。
そして、全く嬉しくないことに僕はゲイにモテる傾向があるので、
フィリピンでゲイと接触せずに生活するのは至難の業でした。
僕が、人生をかけて倒すべき存在だということに気付かされたのもその時です。
フィリピンにいるゲイは、美しさに欠ける、と言いますか、
言い方を柔らかくすれば、むっちゃブサイクです。
そのブサイクな方のゲイは、僕は一度戦って、倒したことがあります。
詳細はこちら。
フィリピンにいる頃から、
タイのレディボーイの伝説は聞き及んでいました。
「タイのレディボーイはヤバい」
「タイのレディボーイはまじでヤバい」
「タイのレディボーイはパペルポン」
「タイのレディボーイはガチでヤバい」
「タイのレディボーイはとんでもない」
と、皆口を揃えてヤバい系の形容詞をバンバン使ってきます。
フィリピンでゲイを倒した僕にとって、タイに来たことは大きな意味があります。
そこにそんなにヤバいレディボーイという奴らがいるなら、
それは僕にとって倒すべき存在だということになります。
因みに、レディボーイというのは、見た目は女っぽいけど実は男のやつです。
遂に、直接対決の日がやってきました。
ナオキと一緒にゴーゴーバーに行くタイミングを伺ってる時に、
バンコクの夜を知り尽くしている年上のお兄さん達に誘って頂くという、
ナイスヘルプが起きました。
カオサンロードからタクシーに乗り、レディボーイの巣窟、
「ナナストリート」に向かいます。
レディボーイとの直接対決に向けて精神を集中させようとしている僕に、
さっそく刺客が現れます。タクシーの運転手のオッサンです。
オッサンは、多分バンコクでもトップクラスの、
口で音を鳴らす達人でした。
オッサン「ハロー!ジャパン?オサカ?トーキョ?」
僕ら「トーキョ。(集中したい)」
オッサン「◯△※◯△※◯△※!!!!(英語話せない)」
僕ら「…?」
オッサン「…」
僕ら「…」
オッサン「プゥーーーウ!!!!(口で音を鳴らす)」
僕ら「!??」
オッサン「キャッキャッ(←50代前半)」
僕ら「…」
オッサン「プゥーーーウ!!プゥーウ!!!!」
僕ら「!!!!!?」
オッサン「◯△※◯△※!(お前らもやってみろのジェスチャー)」
僕ら「(ダルっ)プゥウーー、ブゥーーー(下手)」
オッサン「◯△※◯△※!!(全然ダメだ!!見てろよ!!)」
オッサン「プゥーーーウ!!プゥーーーウ!!(完璧)」
オッサン「(どうだ!!の顔)」
俺ら「(ああすごいすごい、の顔)」
オッサン「キャッキャッ」
高い確率で、コイツもレディボーイの手先に違いありません。
遂に到着です。「ナナストリート」。
明らかすぎる雰囲気が漂っていますね。
「レディボーイを倒す」などと豪語してバンコク入りした僕ですが、
夜王の兄さんたちがいないとなんも分からんのでとりあえずついていきます。
夜王の兄さん達は、ウォーミングアップとして
まずは普通の、女の子しかいない店に行こう!!と提案してきました。
女の子の店で目を慣らしてから、次にレディボーイの店ですか。
オッケーです。
因みに、僕ら、エロい気持ちは一切持ちあわせてきてませんからね。
今日の目的は、レディボーイを倒すこと。マジでそれだけですからね。
ナナストリートの、1番奥にあるお店に到着しました。
「ココは可愛い子がマジで多いんだ!!やべえんだ!!」と夜王の兄さん達は言います。
早速、ビキニのちゃんねーがおる!!
ここ、ビーチじゃないんですけど!!
1つだけ言うときますけど、
僕ら、全くエロい気持ちとか持ちあわせていませんからね。
今日の目的は、レディボーイを倒すことだけですからね。
108個の煩悩のうち、107個は宿に置いてきましたからね。
本当は写真撮ったら怒られるんですけど、
マネージャーっぽい奴の一瞬の隙をついて激写した、店内の様子です。
1つだけ言うときますけど、これ僕、
一切のエロい気持ちとか持ちあわせてないですからね。
人間の限界を超えた集中力で、レディボーイとの戦いに向けてモチベーションを高めてますからね。
店内にはステージがあって、
そこでビキニのちゃんねーが30人ぐらい踊ってます。
店内の様子を冷静に見て、僕、ハッと気づきました。
ちゃんねーが皆、エグいぐらい可愛い。
僕正直、タイのちゃんねーのクオリティに、驚愕の一言でした。
とんでもないです。
宿に置いてきたはずの107個の煩悩たちが、「急げー!!!!」と叫びながら全力疾走で戻ってくるレベルです。
僕らはお金が無いのでステージで踊ってるちゃんねーを見てるだけだったんですけど、ステージ上の綺麗なちゃんねーじゃなくて、
ドリンクとか配る係のむっちゃブサイクな奴が、明らかに僕らのちんこを狙って攻撃してこようとしてくるというハプニングも起きました。
僕はそれを、闘莉王ばりのディフェンスで阻止しました。
ここのねーちゃん達は確かに皆可愛いんですけど、
僕らが会いたいのはレディボーイなんですよ。
ココでねーちゃん達ををただ見てても、
107煩悩カミングバックを引き起こしてしまうだけなんですよ。
僕、満を持して、
夜王の兄さん達に、レディボーイのお店に向かいたい旨を伝えました。
遂にこの瞬間がやってきました。
レディボーイとの直接対決です。
しかし、行きましょうと言ってるのに、夜王の兄さん達の様子がおかしい。
レディボーイの店に向かう素振りを、全くみせません。
やっと兄さん達が口を開いたと思ったら、
そこで待っていたのは、とんでもないカミングアウトでした。
「実は、今の店がレディボーイの店だったんだけど
気付いた?気付いてないよね?
ウェーイ!!ドッキリ成功!!」
今の店がレディボーイの店?
は?
=レディボーイの店には、レディボーイがいる。
=レディボーイは、男。
=
さっきステージで踊ってた綺麗なちゃんねー達は、全員、
男…?
美山vsレディボーイ、完敗の模様です。
僕が終始、「綺麗なちゃんねー」だと思ってた奴らが、
全員レディボーイだったんですよ。
男やったんです。
コールド負けも甚だしいですよ。
これ、僕の価値観、人生観というものを変えるレベルで衝撃でした。
数日の間、僕は何を信じればいいか分からなくなりました。
いや、まじで人生観変わりますよ。
何がどう変わるかは全く分からないですけど。むしろ、分かりたくないですけど。
これから、人生に悩んでる奴を見つけたら、
「とりあえずタイのレディボーイに、価値観を破壊されてこい。」って助言すると思います。
ゴーゴーバーって、僕らみたいな遊びのノリで女性もけっこう遊びに来てて、友人のさわさんが行ったとき、
「女より全然可愛い」という感想をもったらしいんですよ。女子が、可愛いと認めるんですよ。
写真は撮れなかったんですけど、「NEVARまとめ」辺りで調べてみて下さい。
全員ガチで少女時代です。
いや、ガチで、タイのレディボーイはクオリティが高いです。
良いんです。可愛いのは良いんですけど、問題はですよ。
唯一にして最大の問題はですね、
いくら見た目がむっちゃ可愛い女性でも、
最終的にはちんこがついてるというところですよ。
ちんこを取るには、むっちゃお金がかかるらしいです。
ファイト!!レディボーイ!!!!
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