今日はついに世界遺産界のトップオブトップ、
マチュピチュに行く日です。
「なんか別に行く気なかったけど、誘われたから女子大の学園祭にしょうがなく行く日」と同じぐらい、楽しみにしてた日なんですね。
マチュピチュは高い山の上にあるため基本バスで登りますが、中には徒歩で登るドMな人もいるそうです。
「マチュピチュを徒歩で登るのは大変だが、その分景色が綺麗に感じるぞ。苦労する分、あれは最高だ!!」
と、宿でドMと推定されるオッサンが言ってました。
僕はドMではないので、余裕でバスを選択です。
この山を登っていくと、マチュピチュがあるそうです。
マチュピチュは「空中都市」とも称されますが、その理由の一つに
麓から見上げてもその存在が確認できないこともあるらしいんですね。
確かに、僕が知らずにふらっとこの辺来たら
「山やんけこんなん」で終わります。
「ワンチャン、あの上に古代遺跡あるんじゃね?」って思って発見した人、頭おかしいです。
これがマチュピチュの入り口です。
世界中の多くのバックパッカーと、多くの野犬が集まっています。
入り口だけで見たら、ほぼディズニーシーです。
ついに、マチュピチュ内部に入る時がきました!!
うおおおおおおいいぃぃぃ!!!!!!!
入場して2分で、もうぽい。
朝は霧がかっていることが多く、昼にかけて徐々に雲が切れていくことが多いそうです。
「天空にある遺跡」だけでもすごいのに、それが霧がかってるんですね。
入り口からちょっと入っただけなんですけど、美しさを数値化するとしたら、既に8ピチュを記録してます。
美しさ、100ピチュを突破です。
マチュピチュは15世紀に築かれた滅亡したインカ帝国の遺跡で、
400年ほど眠りについていたところをアメリカの大学教授によって1911年に発見されたとのことです。
ちょ、先生、世紀の大発見しすぎ!!やりすぎ!!
僕も実際に近くで見ましたが、当時の神殿、住居、段々畑などの跡がほぼ完全な形で残されています。
ただインカ帝国には文字をもっていなかったため、未だにその歴史の多くは謎に包まれているんですね。
僕にとってインカ帝国は、昔大好きカラムーチョの
この謎のおばあちゃんが繰り出してくるハイレベルなギャグのイメージしかありませんでした。
こんなにロマンに溢れた滅亡した帝国の名前を、よくここまでポップに普及させたものだと感心します。
探索を続けます。
遺跡の内部で、特に霧が濃いエリアがありました。
奥の方に、明らかな何かの気配を感じたんですね。
霧がスーッと晴れていき、
その何かがゆっくりと姿を現しました。
伝説のポケモンや!!!!!!
霧がかった古代遺跡の中で、
1匹で静かに佇んでましたからね。
見た目的には間違いなく伝説のポケモンなんですけど、
モンスターボールかスーパーボールぐらいで捕まえられるぐらいの親近感もある。そんなやつでした。
これ、2億4,000万ピチュ。
郷ひろみもビビるレベルの美しさです。
幾度となくテレビで見たマチュピチュの景色、実際に見るとすんごいです。
「ワシ、むかしマチュピチュ行ってんけど」といつか孫に言えるようになると考えると、
本当に大きな価値だと感じました。
圧倒的なビュースポットの場所なので、さすがに写真を撮ります。
僕は近くにいた優しそうなヨーロピアンの男性に、写真をお願いしました。彼は快諾してくれ、
「後ろから、景色を見ている感じがいいよ!」
と、指示付きでサッと撮ってくれました。
彼:「パーフェクト!!!!!」
お、パーフェクトですか。
彼も会心の出来みたいな顔をしてたので、かなりいい写真が撮れたに違いありません。
いや、なんか違うな、、、
なんかっていうか、だいぶ違うな、、、、、
本来はパーフェクトのはずだったが、なにかとんでもない理由でカメラがブレたとか、きっとそんな感じです。
そもそもマチュピチュ全部写ってないですからね。
美山:「ワオ!正にパーフェクトだね!念のため、もう一枚だけお願いしてもいい?」
彼:「もちろんだよ!!」
カシャ
彼:「ワオ、これもパーフェクトだ!!」
いや分かったぞ!!きみが写真撮るのヘッタってことだな!!
左側の山全然いらん!!!あと何回も言うけどマチュピチュが全部写ってない!!!!!
いや、写真撮ってくれるだけで感謝なんですけどね。
僕は最高に爽やかな笑顔で彼に「センキュー!!」と伝え、速攻で別の人に撮ってもらいました。
これ僕の偏見も大いに含まれてるんですけど、欧米の人に写真頼むと、何故かみんなまぁまぁ下手です。
完全にこれも肌感覚で言うと、日本人と韓国人が一番写真撮るの上手いです。
たまたま歩いてきた日本の方に撮ってもらった写真がこちら。
完璧。これからは日本語か韓国語が聞こえてきたらすぐに写真をおねがいすることにしよう。
「臨場感のある写真を撮りたいです」と依頼して撮れたのがこちら。
美しいです。俺のフォームも美しいです。
マチュピチュの謎は一日で解き明かしたため、明日クスコに戻ります。
つまり、あのスタンド・バイ・ミーロードを再び歩くことになります。