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「インド人に扮装して10ルピーで入場できるか」
という検証企画を華麗に失敗した僕は、普通に750ルピー払ってタージマハルに入ります。
この門をくぐれば、遂にあのタージマハルさんと対面を果たせるわけです。
ていうか、既にちょっと見えてますね。
数値化するとなると、15マハル。
僕、タージマハルには思い入れがあるんですよ。
中学生の時に、学年のイベントで「銅板レリーフ」を作ったんですよね。
それでウチのクラス、タージマハル作ったんですよ。
僕は「アジアで一番良いやつ」との呼び声高い南遼平と一緒に、
右の柱の部分を担当していました。
因みにその銅板レリーフのテーマ、「世界のお城」だったと思うんですよ。
でも、今気付くと、タージマハルってお城じゃなくてお墓。
ちょ、担任の吉田先生、社会の先生だったようn…!!
要するに、思い入れがあるんですよ。
門をくぐったところです。
タージマハル、チラ見やんけ!!
この時点で、既にとんでもなく綺麗!!
でもまだ数値化すると、120マハル!!!!
因みに、昨日宿の屋上から見えた時は、50マハルほど。
これ、門をくぐって近くで見たら何マハルに達するか分かりません。
スカウターが、パリンッて割れる恐れすらあります。
530,000マハル。
フリーザ様の戦闘力と同じ。
綺麗。綺麗すぎ。
予想してた、58倍は綺麗でした。
タージマハル、流石の実力ですよ。
今まで東南アジアをずっとまわってきましたが、今んとこ一番感動しました。
ムガル帝国の第5代皇帝である、「シャー・ジャハーン」という人がいました。
有名人ですね。キムタクより有名人です。
タージマハルは、実は、そのシャー・ジャハーンの奥さんである
「ムムターズ・マハル」さんのお墓なのです。
シャー・ジャハーンは、ムムターズ・マハルのことをむっちゃ愛しました。
その一途っぷりは、全世界一途な男ランキングでベスト3に入る美山を凌ぐ勢いでした。
そんな溺愛の妻ムムターズ・マハルが、
なんと38歳という若さで亡くなってしまいます。
シャー・ジャハーンは、尋常じゃないぐらいの悲しみに打ちひしがれ、
黒かった髪が一晩で真っ白になったとも言われています。
シャー・ジャハーンは、愛する妻の為に本気を出すことを決めました。
ムガル帝国の国力をかけて、ムムターズ・マハルへの愛を表現しようとしたのです。
国中から職人が集められ、
22年の歳月と、天文学的数字の予算をかけてタージマハルは完成しました。
しかし、シャー・ジャハーンが本気を出しすぎた為に国が傾きました。
お金、使い過ぎたんですね。
シャー・ジャハーンは、実の息子であるアウラングゼーブによって、
アーグラ城に幽閉されてしまいます。
父「っしゃーーー!!タージマハルつくるぞ!!国の未来とか知らねーよ!!ムムターズ・マハルへの愛を表現するんだ!!」
子「ちょ、親父やめて!!母さんのお墓確かに大事だけど、ちょっと本気出しすぎだから!!国傾き始めてるから!!!!」
父「うるせーーー!!俺は王だぞナメんな!!
今はタージマハルをつくることしか考えねーかんな!!」
子「ちょ、この人マジでやばい!!このままだとムガル帝国崩壊する!!」
父「っしゃーーー!!タージマハルできた!!綺麗すぎる!!
妻のお墓にふさわしすぎる!!」
子「良かったね父さん!!さぁそろそろ国のことを考えようか!!」
父「いや、次は俺のだ!!」
子「!!!!???」
父「タージマハルは白大理石でつくったから、俺の墓を黒大理石でもう1コつくる!!さぁやるぞ!!もっかい頑張れお前ら!!」
子「コイツ、ガチでムガル帝国のこと考えてねえ!!」
かくなる上は…!!」
父「おお、息子!!用とはいったいなんだ!!
おい!!どこへ行く息子!!
俺はいま、黒いタージマハルの建設で忙しいんだがな!!」
ガシャン
シャー・ジャハーンは、
本気を出しすぎたことにより国を傾かせてしまった罪で
実の息子に、アーグラ城に幽閉されてしまいます。
アーグラ城からはこのようにタージマハルが遠くに見え、
シャー・ジャハーンは愛する妻を想いながら毎日タージマハルを眺め、
74歳で、その生涯を閉じました。
イ、イケメンすぎる…!!!!
国が傾くのも構わず、奥さんへの愛を表現しようとしたんですよ。
そして息子に閉じ込められた後も、死ぬまで奥さんを想い続けたんですよ。
この歴史を知ってから、僕は、シャー・ジャハーン兄さんのことを
「男の中の男」と呼んでいます。
タージマハルの中で。
ここにいたインド人たち、皆良い人ばっかりだった。
バラナシとは違った。
因みに、シャー・ジャハーンは
「これ以上美しい建造物をつくられないように」と、
タージマハル建設の為に、
国中から集められた職人たちの、両腕を切り落としてしまいます。
両腕を切り落とした代わりに、職人たちの一生の面倒をみたそうです。
それはちょっとやりすぎですけどね
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