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僕、「猿も木から落ちる」に代わることわざを発見してしまいました。
「インド人もウンコでコケる」です。
バラナシで前からインド人が歩いてきたんですけど、
僕の目の前で、彼、牛のウンコ踏んで、ドリフの5倍ぐらいの勢いでコケて、
そのまま牛のウンコの上に背中から落ちました。
2013年に入ってから、一番の爆笑でした。
そして、ハエって普通、人にたかるじゃないですか。
でも、バラナシでは全くハエにたかられないんですよ。
あんなにいるのに。
それって、
たかる他の対象(ウンコ)がありすぎるからだと思うんですよ。
ガチで。
例えば、オーストラリアのエアーズロックの近くは、
ハエがむっちゃいる上にウンコが無いので鬱になるレベルでハエにたかられるんですけど、
ウンコのあるバラナシではハエにたかられません。
絶対そうです。
バラナシで、僕たちはウンコに保護されてるんです。
僕、インドでは完全に守りに入ろうと決めてたんですよ。
だって、友達のリアル体験談。
「ガンジス河に入ったら入院した」
→よし、ガンジス河には入らん
「路上の飯を食ったら腹壊して入院した」
→よし、路上の飯は死んでも食わん
「犬に噛まれて病院行った」
→よし、犬は
どうしようもないけど!!!!
でもこの路上で売ってるコロッケみたいなやつ、中々美味そうに見えたんで特例として1コだけ食べてみたんですよ。
普通にまいうだったんですけど。
しかしですよ。
食べたあとに気付いたことなんですけど、
バラナシの路上には、星の数ほど牛のウンコがあります。
そして、汚い話ですけど、そのウンコは長い時を経て乾燥します。
その乾燥ウンコの上を、たまにバイクがそこそこの勢いで走り抜けるんですよね。
それによって、乾燥ウンコが破壊されて、粉末が空中に舞うんです。
屋台のほとんどは、そんな場所の真横で調理されています。
ってことはやな
…
絶対ウンコ入っとるやないか!!!!!!!!
うおおおおおおお!!!!!!!!!
やっちまったあああああ!!!!!!!!
守りに入る姿勢を貫けば良かったものを!!!!!!
いや、ホント汚い話なんですけどね、
これがインドの現実であり、真実なんですよ。
お寺無しでは京都を語れないように、
ウンコ無しではインドを語れないんですよ。
僕も若干それにひっかかりました。
その手口はというと、まず
って言うインド人が勝手に僕たちを先導してきます。
ソイツについてって火葬場まで行っちゃうと、
見終わって帰ろうとしたとき
「勿論、ガイド料は取らないさ!!でも寄付が必要なんだ!!」
というあれれなパターンになります。
ディフェンスに定評のある池上ばりのディフェンスです。
対処法としては、宮城リョータばりの突破力でそのディフェンスをかわして逃げるしかありません。
僕は「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」と叫びながら突破しました。
まぁ火葬場見れたしって言われるがままにお金払ってる欧米人もいましたけど、
一般的にはこれは僕たちは払う必要のないお金です。
これはこの辺で一番有名な詐欺です。
やることが無い日は、このマハンドラのお店に行って一緒にギターを弾いたりしてのんびりしていました。
このマハンドラは、バラナシの99%のインド人が信用できない中で、
むちゃむちゃ良い奴で色々助けてくれる、優しいインド人でした。
そう、僕、去年からギター始めたんですよ。
唯一ちゃんと弾ける福山雅治の「squall」を弾いてたら、マハンドラが対抗してインドの謎の曲を演奏してきました。
たくさんの外国人も遊びに来てて、バラナシでは人気者みたいです。
メインガートから南へ歩いてると左手に見えてくる、
「マハンドラミュージックハウス」。
バラナシで最高のオススメスポットです。
次はカジュラホという、エロ無しでは語れない場所に向かいます。
因みに言うと、美術的な意味でのエロさです。
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